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2016年9月14日

  • 商業登記

会社設立の際の資本金の払込を証する書面

carp

カープ優勝しましたね!!私の息子は、カープファンなので、ずっとこの時を待っていたようです。ただ、残念だったのが、11日に、東京ドームにパパとカープ戦を観戦に行くことになっていたのに、前日に優勝が決まってしまったことのようですが・・。私も、14年広島に住んでいましたので、カープの優勝はうれしい出来事でした(^^)

さて、先日初めて、ネット銀行の口座のみを保有している方からの依頼で、会社設立の登記を申請しました。

これまでは、ネット銀行の口座があっても、通帳のある口座を持っている方ばかりだったので、会社設立の時に資本金を払い込む口座を通帳のある口座にしていましたので、初めてのことでした。

会社の設立では、定款を作成した後に、資本金を決定し、発起人もしくは社員が資本金を振込み、登記申請には、「払い込みを証する書面」というのを添付することになっています。

その「払い込みを証する書面」には、通常、

・「資本金 〇〇円を振り込みました」と記載し、会社名・代表者の肩書き・氏名を記入のうえ押印(会社実印)をした表紙
・払い込んだ金融機関の口座の通帳の表紙・表紙裏・資本金を払い込んだ記帳のあるページのコピー

以上を合綴して、割り印をし、作成するのですが、ネット銀行の時はどうするのだろうか・・・というのが、疑問でした。

基本的には、会社の代表者となる人が資本金を払い込んだことに間違いないと、会社の実印を押すのですから、

「金融機関名」「支店名」「口座名義人」「口座番号」「振り込んだ金額・人がわかる取引明細」

の表示があればいいんだろうなと、考えましたが、東京の法務局に申請するので、補正があってもすぐに行くことができません。ということで、万が一があるといけないので、東京で司法書士をしている大学の後輩(司法書士としては先輩)に聞いてみました。

「ネット銀行しかない人は、結構いますよ!」

と、すぐに教えてくれましたが、やはり、上記で正解でした。

ただ、通帳と違って、「金融機関名」「支店名」「口座名義人」「口座番号」が一枚になっているページがありませんでしたので、ネット銀行の画面のうち、上記全部の情報が全部そろうように、何枚か画面コピーしてもらい、表紙と合綴して、提出したという次第です。

勿論、設立の登記も補正なく完了しました(^^)よかった。

聞ける人がいてよかった。後輩君に感謝です。

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