借金整理/相続放棄/離婚/負動産整理

ご相談例

  • 父が亡くなりましたが、借金がたくさんあるようです。
  • 父が亡くなってから10年以上になりますが、亡父が友人の連帯保証人をしていたようで、銀行から、その友人が支払いができなくなったということで、父の相続人である私に請求がきました。
  • 相続人の1人が相続放棄をしました。不動産の名義変更に必要な特別な書類がありますか。

借金などの負債が多い場合は相続放棄もご検討ください

相続財産は、預貯金や不動産のようにプラスの財産ばかりではなく、借金や人の連帯保証人をしている義務の承継など、マイナスの財産もあります。マイナスの財産が大きい場合には、相続放棄の手続きを選択することも一つの方法です。ただし、相続放棄は、プラスの財産もマイナスの財産も一切引き継がず放棄するという手続きになりますので、自宅は引き継ぎたいけれど、借金は引き継がないということはできません。

相続放棄に関するQ&A

Q1

相続放棄手続きができる期間に制限はありますか。

A

「自己のために相続開始があったことを知った時から3か月以内」に相続放棄をしなければならないことになっています。相続放棄の申述が受理されると、相続開始の時から相続人ではなかったことになります。

Q2

3か月では、プラスの財産とマイナスの財産の調査が難しそうです。どうしたらよいでしょうか。

A

プラスの財産とマイナスの財産の調査に、時間がかかることがあります。この場合には、熟慮期間の3か月の間に、「相続の承認又は放棄の期間の伸長手続き」をすることで、選択する期間を伸長することができます。

Q3

本人の預金を解約し消費してしまったあとで、借金の請求がきました。まだ相続が開始してから3か月以内なので相続放棄できますか。

A

相続人が、相続財産の全部又は一部を処分(消費)してしまったときには、相続を「単純承認」したとみなされます。従いまして、相続開始から3か月以内であっても、相続放棄をすることはできません。

Q4

父が亡くなり10年もたってから、父が友人の銀行からの借り入れの連帯保証人をしていて、その友人が支払いができなくなったということで、銀行から、私のところへ請求がきました。相続放棄できますか。

A

父の財産を全く承継していない(処分していない)、その連帯保証債務を知らず、銀行からの通知で初めて知った等の要件を満たしているとき、銀行の通知が来た時から3か月以内であれば、相続放棄の申述が受理される可能性があります。ご相談ください。

Q5

相続人3人のうち、1人の相続放棄が受理されました。これから不動産の名義変更をしたいのですが、特別に必要な書類はありますか。

A

相続放棄の申述が受理されると、「相続放棄申述受理証明書」を取得できるようになります。管轄の家庭裁判所で請求し(1通につき収入印紙150円)、相続登記の際に添付することが必要です。

Q6

相続放棄の手続きが終わりました。被相続人の債権者には何を渡したらよいですか。

A

Q5でご説明した「相続放棄申述受理証明書」を債権者に送ってください。


ご相談例

相続手続き/遺産承継
相続や遺言など終活に関するお悩み
  • 相続人になったが、何をどう手続きしたらよいかわからない。
  • 自分が亡くなった時に、周りの人が困らないように準備したい。
  • 農業を営んでいるが、将来の相続に備えていろいろ相談したい。
  • 多額の借金を抱えた親族が亡くなり、相続人になってしまった。関わり合いたくない。
成年後見/家族信託/
遺言書作成サポート
ご家族の障害や加齢による将来へのお悩み
  • 子供に知的障害があり、私たちが亡くなった後の財産管理が心配。
  • 全株を保有する経営者だが、自分に何かあった時に備えたい。
  • 認知症の親の財産管理や契約、手続きが大変で困っている。
  • 将来のために、自分の財産管理や死後の手続きをする人を決めておきたい。
借金整理/相続放棄/
離婚/負動産整理
借金や離婚、不要な不動産の問題を解決したい
  • 相続した実家を土地ごと処分したい。
  • 空き家を処分しようとしたら業者に「更地にしてくれたら買う」と言われた。
  • 収入が減って、カードローンが払えない。
  • 借金を整理したいが、住まいだけは残したいので住宅ローンの支払いは続けたい。
  • 離婚したいが、法的な裏付けのある相談がしたい。
会社設立/会社法務/事業承継
会社を作る・営む・受け継ぐお悩み
  • 農地所有適格法人を設立したい。
  • 個人で進めていたプロジェクトが収益化できたので、法人化したい。
  • 万一に備え、早めに事業承継の準備を始めたい。
  • 社内に法務部がないので、契約など、会社法務全般の相談をしたい。
不動産の各種登記
住まいや土地に関わる手続きのお悩み
  • 住宅ローンの返済が終わったので、担保を消す手続きをしたい。
  • 今住んでいる家を売却したいが、名義が亡くなった祖父のままだ。
  • 家を新築することになったが、土地と家の「登記」が必要だと言われたが、何を用意して、どこで何をすれば良いのかまるでわからない。
事業家/投資家サポート
業態を理解した専属の司法書士が欲しい
  • 毎回ゼロベースで説明をするのが面倒。自分専属の司法書士が欲しい。
  • 特有のスキームを理解して立ち回ってくれる対応力のある事務所と組みたい。
  • 取引頻度が高いので、パートナーを決めてルーティーン化したい。
〒326-0845 栃木県足利市大前町852番地17
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