2015年8月26日
夏の思ひ出~北アルプス唐松岳~
こんばんは。前のブログから間が空いてしまいました。
さて、当事務所は、8月16日(日)~8月18日(火)までお休みをいただいておりましたが、その間に、長野県へ登山旅行に出かけてきました。登った山は、念願の北アルプス唐松岳。私が小学校6年生の時に家族で登った山です。
私は小さいころから、夏休みには、登山好きの父によって、登りだけで8時間近くかかるような山に連れていかれておりました。正直、なぜ最後は下るのに、こんな大変な思いをして山に登るのか、腹ただしい思いでいましたので、山登りは嫌いでした。特に、うっそうと茂る木々の中を歩いていくときなどは、景色もたいして変わらず、何が面白いのかがわかりません。
そのような思いでいる中、私が山が素晴らしいと思えたのは、この北アルプスの唐松岳と、立山です。標高の高いところからスタートするために、木がなく、周りの景色を楽しみながら、また、高山植物を楽しみながら登ることができるのです。
ふもとからは、まずケーブルカーに乗り、リフトに乗り継ぎます。写真はケーブルカーを降りたところ。ヨーロッパにいるような景色が広がります。
リフトを降りると、さて、登山開始です。最初は、晴れていたのに・・
あっという間に曇り空。山の天気は変わりやすい。
最初は一時間ほど、木の道が続きます。28年前に来た時にはこんなに歩きやすいみちだったかなあ。などと、話しながら進みます。
八方池に到着。ここで少し休憩をとりました。まだまだ、疲れてません。ここから、頂上まで3時間以上あることを聞いて驚きましたが・・。何しろ、弟に計画を任せきりで、何時間かかるのかも知らずにきました。28年前、山小屋に泊まった記憶がないということは、行きかえりで8時間程度の山だったということです。少し考えればわかる事でした・・。帰りのリフトの時間を考えると、あまりゆっくりも休んでいられないわけです。
更に登り進めると、雪渓が。中学生の息子は大喜びです。雪渓を登る必要はありませんので、当然、アイゼンなどの準備もしていません。
八方池から、2時間ほど歩くと、丸山ケルンに到着!ガスが晴れてきましたー。進む先がきれいにみえてきます。
更にそこからあるくこと1時間半ほどでしょうか・・。ようやく唐松山荘が見えてきました。
ここで終わりではありません。ここでトイレをすませて、これから頂上に向かうのです!!トイレは200円。ジュースは400円。いろんなものをここまで運ぶのは大変ですものね。
いざ頂上へ。20分でつくとのこと。
最後の頑張り。結構きついです・・・足も痛いし。ここにきて、中学生の体力に驚かされました。
頂上に到着!!!頂上からみおろす、唐松山荘です。
頂上で少し休んだのち、唐松山荘におりて、弟が作ってくれたお弁当を食べました。大変おいしゅうございました。この山を下るのかと思うと、恐ろしい思いがしましたが・・・・。
帰りは、3時間半ぐらいで下山。最終リフトの20分前に、リフトに乗ることができました。翌日、翌々日と、ひどい筋肉痛に悩まさることになろうとは、下山してすがすがしい気持ちには思いもよらないことでした。。
沢山咲いていた高山植物の一部です。小さくて、かわいいですよね。