2016年3月14日
我が家でおきたコミュニケーション能力の問題
こんにちは。早いもので3月も中旬、そろそろ足利に戻ってきて1年になります。
昨日の日曜日は、宇都宮で開催された司法書士会市民公開シンポジウム(主催 日本司法書士会連合会 主管 栃木県司法書士会)で、司会を務めました。
第1部は、ADR(裁判外紛争解決手続き)がどのようなものかを、わかりやすくした演劇「朝が夜より賢いときに」。栃木県司法書士会からも2名出演し、熱演!素晴らしかったそうです。(司会は演劇の間、ホール外で待機だったため、見ることができなかったので、残念でした。)
そして第2部は、劇作家・演出家、平田オリザ先生の講演で、演題は「わかりあえないことから~コミュニケーション能力とは何か~」。
司会の私も、舞台そでから、講演を聞くことができました。どのお話も、わかりやすく『そうそう』とうなずきたくなることばかりで、コミュニケーション能力とは何かということについて、考え、更に興味をもつことのできる良い機会になりました。
その中で、「今の子供はクラスの3~4割が一人っ子で、親が先回りして本人のしたいことをくみ取ってしまうか、若しくは一言で動いてしまうため、家で「文」にして意思を伝える必要がないことがある。だから『単語』しか発しない会話をすることもある。」という趣旨のお話があったのですが・・。
さて、帰宅後の我が家で起きたこと。
日曜日は市営コートのテニス教室の日なので、送り迎えがある日です。
昨日は、宇都宮の往復に加えて、緊張しての司会だったため、帰宅後私は、コタツでだらだら。
普段は、6時ごろにお餅を焼いて食べさせてから、市営コートに車で送り、9時のテニス教室終了後、迎えに行って夕飯となるのですが、昨日は疲れていて、お餅を焼く気にもなれず、
「今日は、市営コートに向かう途中で、セブンイレブンで何か買って、車で食べていきなさい」
ということになりました。
出発直前に息子が
『お茶』
と一言。
私は勝手に、車で物を食べるときに必要なお茶かと思い、家にあったパックの小さなお茶をもって、そのまま2人で外出しました。そして予定通り、セブンイレブンでフランクフルトを購入した息子に、「はい」と手渡しました。
息子「え!パック!」
息子が言った「お茶」は、この時に飲むお茶ではなく、市営コートでテニスをしている最中喉が渇いた時に飲む「お茶」だったらしいです・・・。
何のお茶か言わなきゃ、わからない(/ω\)
冬だからしばらくお茶要らないって、持って行ってなかったし。しかも、ひと月コートの整備でお休みだったから、テニス中に飲むお茶が全く思い浮かばなかったし。
一人っ子の先回りする親。私のことです。
単語で会話をする子供。 うちの息子のことでした・・。
先生の素晴らしいお話と関連させてしまうのが申し訳ない話でしたが、早速コミュニケーション能力の問題にぶち当たった我が家でした。
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私自身は作っていただいた台本どおりに進行するだけでしたが、運営委員の皆さんの準備は、本当に大変だったと思います。お疲れ様でした。