2016年3月1日
納骨を前に墓じまいについて考えました。
こんばんは。いよいよ3月に入りました。しかしながら、今日の足利はすごい風でした~((+_+))早く暖かくなってほしいものです。
さて、一昨日の日曜日、自治会の集いで「終活」に関する講演をしました。地域の方々が60人ほど参加され、熱心にお話をきいていただきました。相続、遺言、成年後見、皆さんの関心の高さがうかがえます。
そのような中、昨日の日経新聞の記事に『「終活消費」に高齢者走る』との記事を発見。今週の土曜日の母の納骨を前にして、『墓問題「子に負担かけず」』という見出しが心に響きました。
約8年前、お寺に既に墓地を購入していた父が「家の近くの方がいいだろう」とお寺のお墓を解約して、購入したのがこれから母を納骨するお墓です。こんなに早く父と母を一緒にしてあげることになろうとは夢にも思いませんでしたが、納骨を前に、最近よく独身の弟と、このお墓を将来どうするのかという話になります。
とりあえず私と弟が元気なうちは、このままにしておくとして、私たちが亡くなった後は私の息子が将来的にお墓を承継することになりますが・・・このまま彼が足利に住みつづけるとは限りません。
最近は亡くなった母がしていたように、毎月、月命日に父の墓参りに出かけます。お水をかえ、花をかえ、墓石を掃除しながら、そこに父がいるかのように語りかけます。自分の親が亡くなるまでは、お墓参りに特別な感慨はありませんでしたが、今はお墓があることで、自分も気持ちが落ち着くということ知りました。
一方で、お墓があるということは、将来にわたり管理費の支払いや、手入れが必要になるわけですから、色々と大変です。
今のところ私たちの間では、私の息子が足利を離れてしまったら、ある一定の年齢で墓じまいをしてその霊園にある合同墓に、自分たちも両親も一緒に入ればいいねということになっています。
なかなか難しい時代です・・・。