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2016年2月2日

  • 終活のこと

お坊さんをパソコンで手配する時代

寒い日が続いています。毎週雪が降り、その翌日がたまたま宇都宮ということが重なりまして、緊張して運転しているためか肩こりがひどい今日この頃です。

早く、暖かくなりますように。

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さて、昨日の日経新聞の春秋をみて驚きました。

最近はAMAZONで、法事の際のお坊さんの手配ができるんですね。早速ネットで見てみると、基本コース(移動・戒名なし)だけではなく、戒名のあるコースや自宅から別の場所への移動ありのコースなども提供されていました。また、「カートに入れる」ボタンが何とも言えない感じがします。

私も数回経験がありますが、とにかく、葬儀というのは、しきたりや値段がわからないものです。

自分の両親の時には、2回とも無宗教葬でしたので、お坊さんは呼びませんでしたが、納棺の際に来ていただいた方には、お茶でいいのか、それとも軽い食事やお酒などを出した方がいいのかどうか、納骨の連絡は電話?手紙?(電話で日程を連絡してから、書面で場所を通知することにしました)、その後のお食事・お礼の内容は???・・・結局、悩んだ末に、迷ったら来ていただいた方に感謝する気持ちがより伝わるようにしようと決めました。

以前、葬儀者の方に、「お坊さんは、地域によってお礼の金額が異なる」と聞いたことがあります。

もともと、私の父は次男で家に仏壇もありませんでしたし、お墓があるのも信仰にかかわらず納骨できる霊園でしたし、もしお坊さんと戒名の手配をしなければならない状況であれば、このサービスを利用したかもしれません。(このような場合、一般的には霊園などにお願いするのでしょうか?)

しかしながら、葬儀というのは、色々なことに選択肢が広がったものです。

できれば、本人にどのようにしてほしいのか残しておいてもらえると、家族としては大切な人が亡くなった大変な時に迷うこともなくなりますし、また、本人が望むことをすることができたと、心の安寧を保つことができますから、是非、エンディングノートなどを活用していただきたいなと思う次第です。

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